幸せのカタチ
変わらぬ毎日が・・・
何も起こらない日々が・・
平穏で…
ザワザワしなくて…
幸せなんだと思う。
毎朝のルーティン中・・
ふと手を止め…
自分の足元を見下ろし…
私が立っている場所…
私がしようとしている毎日の事…
後どのくらい続くのだろう…って。
現実から目を背けたくなる時がある。
生きていれば、
楽しいこともあるし、
同僚とのたわいもない会話で大笑いすることもある。
大好きなコーヒーを飲んで微笑んだり… 、1kg体重が落ちた時には飛び上がって喜んだりもした。
毎月一回の大阪への旅も嬉しい。
仕事終わり、帰宅中「何食べようかなぁー」ってウキウキもする。
そんなちっぽけなことで…
そんな小さな幸せが、寂しさや哀しさを忘れさせてくれている。
人って、
ある程度年齢を重ねれば、
そんなに大きな幸せや、叶いもしない願いなんて自然と抱かなくなるものだ。
小さな幸福感で満足するものだ。
いや、
それは、死別という最大の哀しみを味わった者だから「幸せのカタチ」が変わり、小さな幸福感で満足するようになったのかもしれない。
主人が生きていたら…
二人で毎日美味しく食事ができれば…それだけでよかった。
本当にそれだけで…
それだけで…
・・・よかった。
いつもの家で…
いつものご飯・・
それで十分なのに・・・
…と思う。
