私の中にある「それ」
静かに過ぎゆく毎日を願いながら…
どこかで以前のように…
あの人がいた時のように…
まだまだ力強く動き回っていたい…と思う。
みんなといたら…
笑い転げ力一杯楽しめていた自分に戻りたいと…思う。
だけど…
どうだろう。
頭の片隅から消えないものがある。
何をしていても…
いつも…
思い切り楽しんだ後に、
皆んなと笑い合った後に、
リラックスしている時に、
「それ」がやってくる・・
何とも知れない虚しい感じ…
「それ」が、
私の…その時の笑顔を・・
気持ちを・・・
一気に冷まして潰してしまうのだ。
そして、ようやく湧き出てきたやる気を消してしまう。
私の「それ」は、
まだまだ…
まだまだ、隠れているようにみえるが、一度姿を現すと、
私の心にある「明るい部分」を覆い隠してしまう。
しかし、生きている以上、私は「それ」と共にしなければならない。
せっかく生きているんだし…
「それ」もこれも私の人生として受け留めるしかないな。
