見えない終点
何歳まで働くのだろうか…
いつまでこのままなんだろう…⁉︎
60になったら・・・
仕事をスパッと辞めて…
家族で…
姉妹で…旅行したり、
度々孫に会いに行ったり、
たった一人しかいない友達と頻繁に会って…
自由にのんびりと・・・気の向くままに…なんて。
お金のことは主人に任せて・・
「後は…よろしくっ!」って…
楽しんでやろう!
いっぱい遊んでやろう!
…って考えていたよ。
そう…
たった…それだけの事。
それだけの事…が、私の未来の夢であり、一線を退いた後の私の楽しみだったんだ。
それだけの事・・・だった。
だけど…考えてみると・・たったそれだけの事は、
今…
今でもできることなんだよね。
60になるとかならないとか…
主人が居ようがいまいが…関係なく・・・
返って、
今の方が、
近くに義父母はいないし、
誰の許可もいらない訳だから…
簡単にできるのよね。
主人が居ようがいまいが変わらなく・・・
私は、以前から一人で好きなようにやっていたわけだから。
主人が居てもいなくてもあまり変わらない…
なんとなく分かっていたよ。
だけど・・・あの日以来大きく大きく…
私の心が変わったのよね。
楽しみを喜びを味わう心のスペースが随分小さくなったような…
だから・・・気ままな私だけど、
主人がいるところが
私の本当の居場所だったから・・。
その居場所がなくなったことで…
どこまで・・・
私が一生懸命に
生きなければならないのか分からなくなっているんだよ。
