泣きたいけれど泣けない!
昔…から涙腺は弱かった。
テレビドラマを見ていても…
何かに…感動すると…
話しているうちにその感情が高まって…
涙となって表れることはよくあった。
主人が亡くなってからは…
本当によく泣いた。
毎日泣いた。
空を見て、海を見て…天井見て…
訳もなく泣いた。
そんな私だが…。
この頃…涙が出なくなった。
泣くとかえって、苦しくなることが分かっているから避けているのだけれど…私の中で…
これからの人生を…
主人と共に生きることを…
やっと、今になって諦めることができるようになったのだろう。
主人は、
私にとって…
これから先も生涯の伴侶…であることには違いないけれど…。
泣かないよ!
余計に辛くなるから。