絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

2021年10月のブログ記事

  • 主人は何番目?

    私の人生は…もう終わっている。(表現が少し違うかなぁ) 若かったあの頃のように… 挑戦し続ける… 新しい何かを常に追い求めて、始められる準備をする… 次から次へと目の前に現れるハードルを飛び越すような…    ・・・そんなハードな人生は終わった。 目標が… 毎日毎日の目まぐるしさが少なくなった今…... 続きをみる

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  • 「死別」と生きる③ 気持ちの変換

    大好きな人は、 時として… 大嫌いになることがある。 私は、 主人を嫌いになった時期があった。 理由は… お酒をやめないからだ・・。 入退院を何度繰り返しても… 「また!入退・・・⁉︎」 「一回死なんと分からんね!!」なんて…暴言を吐くことも…。     嫌いになりかけていた…  顔も見たくないわ... 続きをみる

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  • 一人だけの映画館

    カーテンを開けると…部屋の大きなガラス窓は、映画館のスクリーン…。 そこでは毎日…「空」の映画を見ることができます。 BGMはいつも癒しの曲です。 この頃は、雨や水の流れる音も混じっています。 何時間でも…暗くなるまでそうしています。 お金のかからない自然のスクリーンで・・・ 流れる雲を…見ていま... 続きをみる

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  • サプライズ!!「される人」より「する人」!

    10月21日は娘の誕生日でした。 その日、私は「遅出勤務」です。  つまり12:15~21:00勤務になります。 娘は私の毎日の勤務を把握しています。次の月のシフトが出ると、毎回写メして送っています。 さあ! 娘の誕生日も祝えず… どうしたものか?! 母は考えました。 誕生日…当日は、シフトには「... 続きをみる

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  • 「死別」と生きる② 丁度良い!!

    花を咲かせるには・・・ 「水・光・空気」が必要だ。 水は…私の乾いた心に潤いを与え活気をくれる。 そんな…存在は、娘家族以外にはないだろう。 光は…光を浴びたいと思う。 もう一度光を浴びている自分でいたいと思う。 それならば、仕事だろうか…。社会人として、母としての活躍が光となる。私の人生の生き甲... 続きをみる

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  • 結局!! お金かぁ…

     心に余裕ができるのは…  安心して生活できる「自信」となるものがいる。  「そこにいる…」「確かにいる…」と感じられる家族の存在。  生活する為に、できればゆとりのある収入がいる。  それから、  家族が健康であることが1番重要だ。  私ではない!   私のそばにいる家族が健康であることだ!! ... 続きをみる

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  • いつか晴れる ~私だけの戦い~

    雨の中… 車を走らせた。 フロントガラスをリズムよく撫でるワイパーが私を懐かしい場所に連れて行ってくれるようだった。 車体を打つ雨音が… 窓を流れる雨だれが… この世で生きている私に優しく語りかけているように思えた。 どこで…どう間違えたかは分からないけれど… 私は多分・・・ 望んでいたことと違う... 続きをみる

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  • 姉と妹と…私・・・

    姉は・・・  ずっと…母や父のそばにいてくれた… 嫁いでからも、両親の家の近くに家を持ち、二人のかわいい娘たちにも恵まれ、寡黙で優しい義兄と一緒に・・・ 母が亡くなってからは、父と一緒に暮らしてくれた。 実家に帰る回数が減ったとしても、実家に帰れば姉がいてくれた… 姉妹三人で母と父の納骨堂を買った... 続きをみる

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  • 「死別」と生きる①

    死別と共に生き… 死別を乗り越える力になるものは… 死別をバネにさえできるものは… 仕事でした。 仕事をすることが… 死別を生きる解決策でした。 仕事は、「お金」を稼ぐことだけではありませんでした。 「行かなければならない所がある・・・」ということが大切でした。喜びとまではいかなくても、私の目的に... 続きをみる

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  • 私を醜くする感情

    「哀しみ」は消えることはない! 徐々に… 微かに…少しずつ・・・ 薄れてはいるようには感じるけれど… それは… 哀しみの「底」を知ったから言えることで…。  キューと息ができなくなる時が今でもある。  あの時の…  永遠の別れを…  嫌でも受け止めようとした時の…    あの時の…  気持ちが甦る... 続きをみる

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  • 笑いが消えた…実家

     座卓テーブルを縦に3つつなげて、 仏壇の前に座るのは父でした。  テーブルを囲むように、三人娘の家族全員が席に着きます。(従姉妹家族や叔母達が参加することもよくありました。)  もちろんテーブルの上に並ぶ料理は、母!お手製の物ばかり・・・  料理を手伝うのは、姉だけです。  母は、ほとんど席に着... 続きをみる

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  • シワシワの手が愛おしい

    頼りにしていました。 年老いてから…過ごす日々に・・・ 笑いあり… 涙あり… 貴方がそばにいてくれると… たまに喧嘩もするでしょう。 口を聞かない日も何日かはあるでしょう。 顔を合わせたくない日も・・・ 20才で知り合って… 30、40代…を経て・・・ 60、70代・・になるまで…ずっと、貴方が私... 続きをみる

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  • 「死ぬ」ことと「生きる」こと…

    主人を羨ましく思う。 私は、 毎日毎日… 主人の在りし日の姿を思い浮かべ… 心で抱きしめ… 涙で噛み締めている。 上を見ても… 横を見ても… 何かしら…主人のことを思っている。 もし、 私が先に逝っていたら… 主人は、 私のように… 私のことを毎日毎日考えてくれていただろうか…。 主人は幸せ者であ... 続きをみる

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  • 親孝行と子孝行

     帰りの新幹線…の中・・・ 「また!来るからね…」って玄関先で。  突然泣き顔になり声を上げて泣き出すゆりちゃん…  思わず…ばぁばも目頭熱く…  飛び乗ったタクシーの中で泣いちゃいました。  そして…  新幹線…  結構好きなんです。  沢山でワイワイ行く旅も良いけれど、一人で揺られ…のんびりと... 続きをみる

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  • お母さんになろう!っと思った。

     「お母さん」…として、毎日を忙しく賑やかに過ごしたいと思った。    一人暮らしも7年目だが、今の…この生活は「仮の」生活だ。  なんか…カッコ良く聞こえるが…  つまりが・・・居場所が定まらない逃亡生活なのだ。  狭い部屋!  かかる通勤時間!  安月給!  パイプの詰まった職場!  なかなか... 続きをみる

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