絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

シワシワの手が愛おしい

頼りにしていました。

年老いてから…過ごす日々に・・・

笑いあり…

涙あり…


貴方がそばにいてくれると…


たまに喧嘩もするでしょう。

口を聞かない日も何日かはあるでしょう。

顔を合わせたくない日も・・・


20才で知り合って…


30、40代…を経て・・・

60、70代・・になるまで…ずっと、貴方が私の一番近くで…

元気な時も…

病気の時も…

傍にいてくれるものだと思っていました。


数十年前…

神前で・・・

神酒を頂き誓い合った時から…。

疑うことなく…

確実に信じて…いました。


私が病に倒れた時には、

私の手を握り励ましてくれると…。


息を引き取るその瞬間まで…

頬を撫で…

昔の話をしてくれると…。


それは、貴方にしかできないことだとと思っていました。


だけど…



今…


私の人生の最期には…

貴方はいない訳で・・


ベットの上で…

私の手は…

天を仰ぎ…


私の頬は…

涙で濡れ・・・るでしょう。


それは、

安堵の涙…

うれし涙…ではあるけれども…


できれば…

この瞬間まで…

一緒にいたかったと…


悔しくも思うでしょう。


貴方と共に歳を重ねたかったと思うでしょう。


貴方の50代、60代…の姿が・・・本当に見たかった・・・


70歳の貴方と若い頃のように手を繋いで歩きたかった・・・


一緒に歳をとって…

共に支え合って生きようと…


頼りにしていたのに…

     それが・・本当に残念…。

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