「死別」と生きる①
死別と共に生き…
死別を乗り越える力になるものは…
死別をバネにさえできるものは…
仕事でした。
仕事をすることが…
死別を生きる解決策でした。
仕事は、「お金」を稼ぐことだけではありませんでした。
「行かなければならない所がある・・・」ということが大切でした。喜びとまではいかなくても、私の目的にそして励みになっていました。
誰も知る人のいない場所で、職場は唯一・・・私が気兼ねなく話せる場所でした。自分を自分なりに表現する場所であったのかもしれません。誰かと一緒にお昼ご飯を食べ、愚痴を言い、笑い合える場所でした。
仕事が、私に笑顔をくれました。
仕事が、「死別」を忘れさせてくれる時間をくれました。
仕事が、「一人で生きている」私に弾みをつけてくれました。