絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

2020年12月のブログ記事

  • 終わることの安らぎ・・

    今日で終わる。 オリンピックで賑やかな年になるだろうと…思った2020年。 それが、恐怖のウィルスが日本列島を襲った。2波…3波・・と形を変え未だに衰えずに・・・ しかし人々は… 恐怖に慣れてしまったのか・・ あらゆる情報を掻き集め自分なりに、このウィルスに関して理解したかのように…危機感も薄れて... 続きをみる

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  • 懺悔…

    昨日、今日とお休みでした。 しかし明日(29日)から5連勤で年末年始なんてありません。 学齢期の利用者も4名だけです。自宅に帰って年末年始を過ごすのは…。 家族って…なんなんでしょう…。 いつも一緒にいるべきではないのですか? 困った時辛い時…支え合い慰め合い手を差し伸べるのが、その一番近くにいる... 続きをみる

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  • クリスマスの悲劇 結

     煌びやかなクリスマスの夜とは…随分かけ離れた場所に二人はいた。  しかも…これが・・・    本当に…  本当に…  主人にとって・・・  私達二人にとって・・・     最期のクリスマスになったのだから。(たまったもんじゃないよ…)  今でも不思議に思うことがある。  並んで座っている主人と私... 続きをみる

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  • クリスマスの悲劇  その2

     「私・・・     釣られたみたい!」  そんな冗談を言う暇があったら…  後ろの家に住んでいる義父母を呼べば、本当は直ぐに解決する問題だったのだ。  スープの冷めない距離にいる訳だから…、釣り糸を切ってもらい、自分で運転して病院へ行くことができたのだ。  だけど私はそれをしなかった…。  義父... 続きをみる

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  • クリスマスの悲劇   その1

     クリスマスと…言えば・・  主人が緊急入院する5日前のクリスマス・・・  私は娘がお婿さんを連れて…「初の里帰り」をする為昼過ぎから年末の大掃除に力を入れていた…。  いつもなら、見過ごすような場所までも… 娘が帰ってくることが… それも二人で…  嬉しくて・・  楽しくて・・  軽快な音楽をか... 続きをみる

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  • 深層心理…

    長男の嫁… 主人はいないのに… でも、離婚した訳でもないから… 私は・・・まだ… その位置にいるのだろう…。 いつまで… いなければならないのだろう…。 嫁! 辞めたのに… ふと…よぎる悪魔の囁き…

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  • 半分だけ…幸せ・・・

    幸せ…って・・・     なんだろう…って…思う。 あっちゃんがいた時は幸せだったのだろうか・・・⁉︎ 幸せだったと…思う。 とても…。 愛する人達が横にいて、 愛する人達の笑顔が見れて、 愛する人達の笑い声が聞こえた。 そして幸せの条件に欠かせない「やり甲斐のある仕事」が…。 それも私にはあった... 続きをみる

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  • マスク…

     こんな世の中になるなんて…想像もしていなかった。  人と人との間には…  適当な距離を保ち、マスクで顔半分を隠し、声の大きさに気をつけ、できれば小声で…。大声で笑うこと、叫ぶことは極力避けるように・・・なんて・・・  希薄な人間関係にさらに拍車をかける世の中…。  しかしこの状況は、私が望んでい... 続きをみる

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  • 変わらない心…12月

    月めくりのカレンダーも、 もう…この一枚だけ…。 世間は…とっくにクリスマスモードで…。右を見ても左を見てもキラキラしていて…。 私も以前は… この・・・月が大好きだった。 それが、 6年前の… 12月・・・。 あっちゃんの緊急入院… 24時間の余命宣告… 肝性脳症の重症化… 昏睡状態… 見たくな... 続きをみる

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  • クリスマス泣き…

    もっと見たかった… もっと感じていたかった… 大切な人の… 私と同じように年老いていく姿を…。 きっと… 若い時とは違う愛し方があったのだろう。 互いを思いやるふわ〜っとした染み付いた温かさがあるのだろう。 そんな年老いた貴方…と・・ いつものように手を繋いで歩きたかった。 ただそれだけなのに… ... 続きをみる

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  • 消えた…里帰り・・・

     私が年老いてやりたかったことの一つに・・・  娘家族を我が家に招いて、皆んなで賑やかに過ごすこと・・があった。  つまり…  娘に、  里帰りをさせてやりたかった。  里帰り…    両親が生存していたころ…  旅行も好きだったけれど…  里帰りできることが「楽しみ」で仕方なかった。  嬉しくて... 続きをみる

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  • いつでも死ねる…

     彼は自分の病気を知っていたはず・・・  そして恐ろしいことに、その「死」を受け入れていた。  彼は「死」を覚悟していた…。    いやいや!   酒ごときで死ぬわけがない!と、たかをくくっていたのだ。入退院を繰り返し、いつも…いつも「喉元過ぎれば・・・」だった。  挙式が決まってから、  いや、... 続きをみる

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  • 最大にして最低な人…

    あっちゃんは… 「遺される」哀しみを知らずに逝った。  両親を遺して…逝った。  私を遺して…逝った。  最愛の人を失う哀しみを知らずに…  人生に終止符を打った訳だ。  それは…  自分の心を痛めることは、確かにないが、愛する人達を絶望の…悲しみのどん底につき落とす・・・ことになった。  そして... 続きをみる

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  • まだまだ!元気で強いオカンだぞ!

     娘が運転する車に乗るって…(怖)    娘は高校を卒業した年、親友と二人で約2週間鳥取県の宿泊施設のある自動車学校へ卒業旅行を兼ねて行き共同生活を楽しんだ。  そして運転免許証を取得し帰ってきた。    しかし私は、娘の運転する車には、乗れなかった。  怖いからだ!  しかしペーパードライバーで... 続きをみる

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