絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

最大にして最低な人…

あっちゃんは…


「遺される」哀しみを知らずに逝った。


 両親を遺して…逝った。

 私を遺して…逝った。

 最愛の人を失う哀しみを知らずに…

 人生に終止符を打った訳だ。


 それは…


 自分の心を痛めることは、確かにないが、愛する人達を絶望の…悲しみのどん底につき落とす・・・ことになった。

 そして…自分の人生も、道半ば…。悔しくも情けなくもあっただろう。


 本当に、 


 親より先に逝く…

 最大の親不孝者だ。

 

 共に白髪の生えるまで…

 互いに手を取り、支え合わなければならない時は今からだったのに…

 無責任な夫だ。


 そして、

 孫を抱き…

 孫と遊び…

 たった一人の娘の妻として母としての成長を見守り可能な限り支えることもできない…なんて・・

 親の責任放棄だ。


 それでも、


 そんな人でも…

 愛おしくてたまらなくて・・・困る。

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