絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

ダウン

熱が出た。

悪寒がする。


38度6分…久しぶりだった。


薬箱を探った。

買い置きの風邪薬はなかった。


薄暗い部屋の中で薬箱をまさぐる。


すると、以前皮膚科に通った時に貰った痛み止めのロキソニンがあった。


熱もあるし頭痛もするし飲むことにした。


飲んで1時間も経つと汗が出始める。2時間近くなると、着ていたTシャツも濡れるぐらいの汗になる。


随分楽になった。


しかし4、5時間すると、また悪寒がはしる。喉がいたい。食欲もない。

尚更…重たく感じる体を動かし、天井を仰ぐ。


すると…涙が出てくる。

どうしてだろう…。

「あっちゃん… 」って呼んでみる。

やっぱり何の物音もしない。


風邪を引いても食欲だけはあった私は、ベッドに横になったまま電話した。

「海苔巻きとポカリとガーナのチョコ買って来て!」と、あっちゃんに電話した。

病院なんて行かなくても、1、2日ですっかり治った。


しかし、今回はどうだろう。


あまりにも熱が下がらないので病院へ行った。

喉の痛みを治す抗生剤から咳の痰切りから吐気止めから頓服から…うがい薬にトローチまでもらった。


転ばぬ先の杖・・・

もう…

これから先の事を考えると、何が起こるがわからないし…しっかり自分でやらなくっちゃ!って思う。


これが・・・一人で生きるということなのだろう。


明日は、ご飯が美味しい1日になりますように。

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