真面目に生きた挙句がこうだから…。
この街に来て…
主人と暮らした家を出て、
アパートを探した。
アパート代だけでも稼ごうと、職場を見つけた。
真面目に生きた挙句がこうですから…。
何とも…言えないこんな自分の人生に時々発狂したくなることも…。叫びたくなることも…。
だけど、自分の心に素直に行動した結果が・・こうだから…
誰にも文句が言えない…。
とは言え、
誰かを恨むわけではないけれど…
時折無性に腹立たしく思うことがあり…
主人が生きていたなら、その鉾先は間違いなく「主人」で…。
ならば主人がいない今は、どこへ・・!?
…って考えてみると…
どこも・・・ない…訳で。
しかし、
昨日…同僚から
「義香さん!言うよねー!
まあ1年目の方が学園内のおかしい所が、よく見えるだろうから。聞かせてもらう方は有難いんだけど…。」
褒められているのかどうかは定かではないが…そう…言われた。
職場に対する不満を私は、
「これは少し変だ!」と思ったら、すぐ同僚に話し意見する。
この頃では、それだけでは物足りなく、人を介して主任に(どうも主任は前学園から苦手な存在)そして、園長に直接話す。
話したところで…直ぐに改善される訳ではないが、人に聞いてもらい、
「そうよねー」とか、「そうそう!同感!」なんて同意してもらうとスッとする。嬉しくもなる。
なんとも年々・・・口うるさいおばさん!になっていくようで自分でも恐ろしくもあるが、これも「一人で生きていく」手段の1つであって…。
吐き出そしたいものはどこかで吐き出す!
毎日毎日…重たい何かを背負って頑張っているんですもの。
心は出来るだけ軽くしておきたい。
これでも…
真面目に生きているんだから・・・あの日からずっと…。