絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

体が破裂しそう!

1月14日 ICU 2日目


朝来て、驚いた。

えっ⁈ えっ⁈


「1, 2. 3・・・・6本⁉️」

あっちゃんの体と6本の点滴がつながれている。


これが、全部体の中に・・・⁈

これじゃー、友達一号(尿袋)もあふれちゃうよぅ。



それを知ってか知らずか、ベッドから

あっちゃんの声⁈


こ・・・・え⁈



「あー」 大きく


「ぁー」 小さく


「あー」 呼んでるように。


「あー」 語りかけるように・・・・


あっちゃんの声・・・・・?!!


「あっちゃん、!おはよう。」


「あー」・・・・・と、答える。


嬉しかった。

あっちゃんが話をしてると思った。

目覚めた・・・・と思った。

いつものように、顔拭いて、歯磨きして、髪のセットして。

久しぶりに笑った。

娘と顔を見合わせて笑った。

思いっきり笑った。


「お父さん、目覚めてくれてありがと

う。」

娘は、あっちゃんと顔をこすり合わせて喜んでいた。

三人で、話をした。



あっちゃんは、何を言っても、


「あー」と言うだけ・・・

娘が、

「お父さん、お母さんのこと好き?」


「あー」


思わず、涙がでる。

「本当⁇」


「あー」・・・また、涙。

馬鹿みたい!



午後を過ぎるを、今度は・・・



大好きな矢沢永吉の歌に反応する。

特に、


逃亡者 イエスマイラブ


聞こえる。

聞こえる。


聞こえてるんだ‼️


首を振り出した・・・‼️


歌ってる。



やっと、やっと

復活くんが、いい仕事をしてくれた。


一日2本のはずの復活くん(アミノレバン)が、3本にも4本にもなっていた。


どうしてたろう。

何本注入してもいいのだろうか。


昏迷状態に入った。


昏睡状態からは脱出だ。


だけど・・・・24時間5本から6本の点滴。


あっちゃんの体は、前にも増して、



浮腫んでいた。


腫れていた。


以上に太くなっていた。

体が、破裂しそうなくらいに。

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