絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

全てはコンビニから始まった

会いたくて…会いたくてたまらない人がいる私は幸せ者だ。

でも、会いたい人に決して会うことができない私は不幸だ。


不幸な人も幸せな人もいない。

幸も不幸も本人が決めることだと思っている。

ずっと前に…聞いたことがある。

「一生分の人生を均すと、皆んな同じ…0になる。」と、いうことを。

横軸が0の直線

そこから上半分が幸せの領域。下側を不幸としよう。そこに私の人生を当てはめれば、山あり谷ありの曲線を描くことになる。

全ては、コンビニ経営から始まった。


その年(平成14年)母が他界した。くも膜下出血だった。

母の初盆を待たずして、コンビニオープン…。そこから悲劇が始まったのだ。

それから7年後…父の死。そして、

平成27年…あっちゃんの死…


あの時…「経営者募集」と大きく書かれた貼り紙を見なければ、この…今のどん底の生活を避けることができたのではあるまいか。

そう…言えば、生前母は言った。

それは、平成14年のゴールデンウィーク。毎年のように、あっちゃんと娘と三人で里帰りした時だった。

8月上旬のオープンを控え、新たな人生の幕開けを喜び、誇らしげに、あっちゃんは、母に意気込みを語っていた。


しかし…母は、あっちゃんが席を外した矢先私に言った。


「大丈夫かね〜。私は…賛成しかねるねぇ。雇われてお給料を頂く仕事の方がいいと思うけど…ね。」と、 あっちゃんの気持ちを損ねないように私にだけ…そっと・・・

心配そうな顔で…言った。


母は、コンビニのオープンを見ることなく他界した。


0よりずっと下を這いずっていてもかまわない。

会いたい人に会えるなら…

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