醜い姿
抜け毛…に、
薄毛…・・・
加齢によるものだろうから仕方がないけれど…
たった…2年で随分変わってしまった。
私ばかりが歳をとってゆく。
「お前の美しさは罪だ…!」
なんて・・私を喜ばせてくれていたあっちゃんがいないから…
通販も止めた。
大好きなショップチャンネルを見て、買い物するのも…止めた。
欲しい物もなくなった。
美容院へは…随分行ってない。
娘に切ってもらう。
娘だって美容師の資格を持っているわけではない。
「短く…ただ短く切って…」とだけ
喜びや感動で…心がいっぱいになることがないから…
大好きなおかきや甘いもので、お腹だけは…いっぱいにする。
だから…
あっちゃんの事で気疲れして…、減ってしまっていた体重も…すっかり元に戻ってしまった。
あっちゃんがいないから…
心も体も…考え方さえ…何もかも変わってしまう私自身が怖くなる。
あっちゃんのせいにしているけれど…結局・・・
寂しさに…
自分に…負けているのだろう・・