絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

エピローグ

一人娘で…

あっちゃんに似て、大きな瞳の可愛い子だった。


食が細かった。

土曜日、保育園はお昼まで…。

迎えに行った時には、飲み込めていない給食のおかずを口に入れてモグモグしていた。毎週のように…。それが可哀想で可愛いかった。先生に無理矢理口に入れられたんだろう。車に乗せると直ぐに吐かせた。


小学校1年生…

担任から

「発表しないチャンピオン」と、名誉?ある称号をもらった。


小学校3年生の時は、 担任にやっぱり…

「昼休憩も終わり、掃除時間になっても給食が食べ切れません。」って何度も言われた。

毎日毎日そうだ…と。

だから連絡帳2ページに渡り長々と、謝りながらも…

「掃除時間に食べさせるのはやめて下さい」とお願いしながらも・・・抗議文的内容の手紙を書いた。


そして、

一度だけ、近所の同級生3人組に夏休みのラジオ体操の時に、1人だけ除け者にされたと、泣きながら話したことがあった。


もちろん!泣き寝入りはしない!

あっちゃんが、その二軒の家に出向き話を付けた。次の日から仲間外れにされることはなかった。


そんな…小学校時代。

控えめで…大人しく、甘えん坊で…


超過保護だった娘は、

「靴下履きなさい…」と言うと、片足ずつ私の目の前に出していた。


ずっと…


私がいなければ何もできない…って思っていた。


その娘が、


あっちゃんの死後…


二児の母となり…


今回の45万騒動では、


「私…1人で行ってくる。」…って…。



1人で…


私よりもたくましくなっていた。


そんな娘を見るために…

そんな娘を見て「安心」を感じる為に…私は生きているんだ!

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