何故か…絶望の底へ・・・また。
突然…真っ暗闇に1人立たされたような気持ちになった。
自分の足元が消えていきそうな…
生きてはいるのだけれど…
ここにこうして立っているのが、私であって私でないような…
そんなどんよりとした空間の中に、ポツン…と…。
1人で立っていた。
そうしたら…泣けてきた。
「私は今ここで、どうして1人…こんな生活をしているんだろぅ…」
見上げて見ると、あっちゃんの遺影が目に入る。恨み言を言うしかなかった…。
確かにこの世に未練を沢山遺していなくなったのは、無念だし悔しかろうが…
たけど、1度も疑うことなく・・
「この世で1番長く…共に時を積み重ねていくだろう」と、思っていた人が突然のようにいなくなってしまった私は…・・・と…
1人遺され…
泣き事を言うことも…できない。
親にも、姉妹にも…勿論子どもにも…絶対に言えない。
微かに見える遺影に向かって泣き事を言ってみても哀しくなるだけ…
朝日が昇ったら…遺影に微笑みかけてみよう!