絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

あっちゃんのせいだ!

人けのない空間…

目の前は、

不気味にひろがる異様な暗闇…

パソコンが起動している静かな電気音と、冷たいコンクリートの壁を必死に暖めようとするエアコンの音だけ…が聞こえる。


真っ暗な中にあって、

スタッフルームだけが、妙に明るい光を放っている。

私はその光の中にいる。


私は、この4年!

今も尚…皆が住む社会との隔たりを感じ生きてきた。

まさに、見える世の中は暗闇で、私だけが一人薄暗い光の中にいるように…感じながら・・・。


その一方で、パソコンの横に置いた携帯からは、夜になるとメールが届き出す。

その中で、女性だけの7人グループで作ったラインが鳴り響いた。


私とは違う世界に生きているのではないかと思うほど…

その文面は、愉快に!弾けている。

思わず笑ってしまいそうなスタンプも並ぶ。

幸せそうで…

楽しそうで…

明日への希望があって…

信じている夢が感じられる。


心から沸いてくる「笑」が聞こえる…会話の連続に…



入り込めない私がいる。


あっちゃんのせいにはしたくないが、あっちゃんのせいだ!



いつも…いつも、何かが足りない!


あっちゃんのせいだ!


ずっとそう思って過ごしてきたように感じる。

私から見える世界は暗闇で、私は薄暗い光の中にじっといる…。


あっちゃんのせいだ!

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