残りの生活設計
「今年の夏は◯◯に行こう! 」
「来年は◯◯を買え変えよう」
旅行の計画や欲しい物をリストアップ!
「いつ頃・どちらが買うか」を(私達夫婦は財布が別々でしたから)話し合って決めた。でも男気満々のあっちゃんは、
突然…「買ってきたぞ!」って事後報告をする事も多々あった。
3Dテレビ出始めの頃、60インチもの大型テレビが届いた時には驚いたものだ。
3D用の眼鏡が3つ付いていた。しかし、3Dで放送している番組もなく、その眼鏡で観たのは「アバター」ぐらいだった。
そんな人でした。
しかし…不思議なもので…
あっちゃんの死後…
行きたい所も…
欲しい物も…
したい事も…
全部なくなってしまった…。
そんな私が、携帯のメモの中に、「死ぬまでにすること 〜10〜」と題して、あっちゃんが他界した次の年に記していたものがある。内容を見直し修正も必要だが…
これを見ると、私はその時…
死別と対峙し、自分の人生の残りの全てを、思い出の中で生きよう」と決意していたことが見てとれる。
死ぬまでにすること 〜10〜
①・歌を作る
②・本を作る
③・娘夫婦とハワイに行く
④・親友と旅行する
⑤・串屋でお酒を飲む
⑥・「死別」と題して講演をする。
⑦・ダイエット成功
⑧・三姉妹で海外、北海道旅行
⑨・納骨堂を購入(あっちゃんの
半分の遺骨)
⑩・マンションを買う。
①は、一曲できている。
⑧は、計画中
⑨は、今年秋に解決する。
これでいいのか?
自分のすべきことを…
後悔しないで逝く為に…
これで…本当にいいのか?
