何もないことが幸せなのかも!
「幸せ…ってなんだっけ⁉︎
なんだっけ♪」って・・
コマーシャルの歌が流行った。
愛する家族に囲まれて…
少しばかり余裕のある収入があって…
広いリビングに勝手の良いキッチンのある家に住んで…
一年に一度は旅行して…
定期的にランチに行く友がいて…
やり甲斐のある仕事を定年までして…
家族皆んなが健康で…
これが誰もが考える「幸せ」に違いない。
しかし…
生きていると…
ゆっくりゆっくり幸せの形が変わっていくもので…
実際に20代、30代では随分違った。
40代、60代になるともっと違ってくるだろうと思う。
年齢によって「幸せ」の意味や感じ方が違ってくるのは当たり前だ。
そして、
その人その人の「その時その時の環境」によっても変わってくる。
しかし・・・
誰も…居なくても・・・
広いリビングがなくても・・・
時給制の安月給でも・・・
旅行は娘の所だけ・・だけど…
結構…笑っている私がいる…。
何かやり遂げたような「満足感」なんてほとんど感じないけれど…
通販で買ったマッサージ機能のついた座椅子に座り、まったり…と過ごしている私がいる。以前のように、生活に勢い(活気)は確かになくなった。
だけど…
ぼんやりと…「何もない…幸せ」を感じている。
多分、
私は今…
「幸せ」を欲張らなくなったようだ。
