絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

布団泣き

 夜の9時を少し過ぎたら…

 なっちゃんとゆりちゃんの「おやすみタイム」です。

 ママを真ん中に二人が分かれて布団に入ります。

 ばぁばも寝たふりをしないといけません。

「ばぁばが起きてるから、まだ遊ぶぅ!」ってことになりますから…

 ばぁばは、いつもパパの寝る場所で静かに横になります。


 寝たふりです。


 時々…

 本当に寝てしまいます。

 昨日がそうでした。

 目が覚めたのが11時過ぎ、私を起こそうにも起こすことができず、娘婿はリビングでテレビを見ていました。


 徐々に暖まっていく布団の中で…微かに声が聞こえてきます。


「ばぁば…

 明日帰るのぅ?」


「うん!

 でも入学式の前の日も来てくれるよ」


「嫌だなぁ。

 寂しいなぁ。」


「ママも寂しいよ。でもお仕事があるから」…と、

 小さな小さな声がします。

 泣いているようです。


 そして、もそもそ…と、

 なっちゃんの手が布団の中の私の手を握ってきます。

  

 なっちゃん!

 ばぁばも…

 布団の中で泣いています…。


 寂しくて…

    可愛くて…泣いてます。


 じぃじがお空にいっちゃったから…


 ばぁばは、まだまだ頑張らないといけないんだよ。

 

「お金ちょうだい!」って言える人がいないんだもの…


「ちょっとしばらく遊んでくるから、後よろしく!」なんて…言える人がいなくなってしまったから…


 ばぁばは、頑張らなきゃ!

 

(自由だし、一人だし、大阪においで!!

      と娘は言うけれど…


 なかなか・・・

 仕事見つけるのも、アパート探すのも…また新しい友達つくるのも、なんもかも面倒くさいのが本音です。)  


 だから…


 もう少し一人でやってみるよ。

 寂しくても…


 何かに限界を感じるまで…ね・・・

×

非ログインユーザーとして返信する