スタートラインに立つために…
心が…深く深く傷ついたから…
これ以上傷つきたくないから…
いや、
もう…傷つく心も残ってないから…
人を遠ざけ…逃げようとしているのかもしれない。
あっちゃんがいたら…
あっちゃんがいてくれたら…って…
そればかり・・・で…
それでも…どうにか
荷物の詰め込みが終わった。
この頃…まるで永遠の別れでもするかの様に…姉と電話で話していても、娘とテレビ電話で話していても、涙が出てしまう。どうしてだろう。でも、
なっちゃんが…こうして慰めてくれるのです。
「バァバ…バァバ・・」って・・
だから…帰りは、このスーツケースにいっぱい「未来」を詰め込んで帰りたい。
