私は…元気なまま夫のところへ逝く。
私は、何を望んでいるのだろう・・
愛する人とは、もう絶対に・・私がここにいる間は、私がこうして元気?でいる間は会うことはできない…と、わかっているのに・・
こうして…生きている。
死にたい…と何度も思った。
でも、死のうとはしなかった。
それは、単に死ぬ勇気がなかったことと、遺された方の「死ぬ以上に哀しい思い」を私が一番よく知っているのに、娘にその哀しみを続け様に味わわせることができなかったからだ。
私の目標は、母がこの世を去った65歳までなんとか生きること。その頃になると、娘も3人ぐらいの子ども達に囲まれて…子ども達も大きくなり、優しい旦那さんと賑やかに過ごしているだろう。私の、母親としての…(夫の分を足したとしても)役目は終わってもいいだろう。
そして…
私が息をひきとる時、哀しまないでほしい。
やっと…やっと、お父さんに会えるね!って…安心してほしい。
お母さんは、きっと…きっと・・嬉しいはずだから…。
私が望んでいることは、元気なまま、突然…夫のところに逝くこと…。
だからそれまで、
力いっぱい生きる。
