時の流れは誰の心も癒さない
時間の経過は私を癒やすことはできなかった。
時の流れがしてくれることは、つらく、哀しくて苦しい記憶を心の奥底に閉じ込めることだけだった。
しかし…
閉じ込めても…閉じ込めても…負の感情は溢れ出てきた。大声で泣いたり叫んだり・・
落ち込むだけ…落ち込んだり・・
そんな毎日を過ごした。いや…今だに過ごしている。
そうして…
いつしか私の精神は少しずつ崩壊されてしまった。
人の優しさも優しさとは感じられず、喜び事には素直に喜べず、人と「一緒に」には行動できづらくなり…寂しいと思いながらも「独り」の世界に安心を求めるようになっていた。
時間の経過は…
私だけの・・人とは違うもう一つの世界を創り出していた…。
