誰と、どのように生きるか!
定年退職したら…
主人の仕事を少し手伝って…
私は、あっちに行ったりこっちに行ったり…
昔取った杵柄で、要請があれば、その待遇を検討して無理のないよう、小遣い稼ぎ程度に働いて…なんて・・・
60歳になってからのことをいろいろ考えていた。
しかし…、
その幸せな生活は…
あっちゃんの死と共に消え去り…全く形を変えてしまった。
「家賃分」ぐらい自分で稼ごうと、毎日…四苦八苦!!
現在の私の仕事は、盆も正月もなく、もちろんゴールデンウィークなんて長期の休みなんてない!まあ…要求すればもらえそうだが…。つまり以前のように、あっちに行ったりこっちに行ったりなんて・・・計画がなかなか立てられなくなってしまったわけだ。また、そんなフワフワした気分にもなかなかなれないでいるから…しばらく旅行は、なくてもいいかな!
まったり…
ゆったり…
二人で…なんて・・・夢の夢…。
本当に…夢と消えてしまった。
それでもまだ、腰が痛いなぁー、足が痛いなぁーと思う時があるけれど、
60までは、何とか働いて…
さほど大きな病気をすることもなく過ごせるだろうとは思う。
誰の力を借りることなく一人で生きられる自信もある。
60までは・・・。
しかし… あっちゃんがいない今…
60からの人生が…少し怖い…。
側で同じように年を重ねたあっちゃんのシワシワの手を握り・・・並んで歩きたかったなぁ…って毎日思う。
あっちゃんがいたら…
老後もそれなりに楽しかっただろうなぁーなんて…
また・・・
夢物語ばかり…。
