心の変容
年々…
年々…
哀しんだり、泣いて叫んだり…して
一緒にいられない寂しさを・・・
涙をこぼして…
声を荒げて叫ぶことは・・・
…減っている。
会えない分…
その愛おしさは募るけれど、
彼を想う時・・
苦しくて…息ができないほど心臓の芯が…ギリギリと痛くて痛くて…と、いうことは、少しずつ・・少なくなってきている。
彼は幸せだったの?
彼の病気は本当に治せなかったの?
仕事が彼を苦しめたのでないだろうか?
彼は、私に…本当のことが言えずに随分悩んだのだろう?
本当に申し訳ない…
取り返しのつかないことをしてしまった…
って…
彼が可哀想で…
そして、
私の犯した罪があまりにも大きくて、その罪悪感に心臓がギリギリ…痛んでいた。
彼が…可哀想だから…
しかし…時とともに、
少しずつ・・
その「可哀想だ」の主語は、あっちゃんから「私は…」に変わってきている。
共に考えること
共に行動すること
共に支え合うこと
共に…人生を語り合うこと
「共に…」
それができない私が、情けなくて、悔しくて…可哀想で…この頃は、心臓がズーンと重くなる。
