結婚するって幸せなことなのかしら…
主人が死んだ後…
一番そばにいて欲しかったのは母だったのかもしれない。
今も…生きていてくれれば…
私の居場所も…
生き方も随分違ったと思う。
私は迷わず…実家に帰っただろうし、母のもとで過ごしただろう。
豊かな自然に囲まれた美しい場所で…。
あくまでも…母が生きていれば…の話であるが…。
結婚…するって・・
幸せなことなのだろうか…!?
お互いが健康で平均寿命ぐらいまでは連れ添ってこそ…「幸せである」と言えるのだと…思う。
愛する人を遺して…夫か妻が先に…早く旅立つようなことがあれば、それは「不幸」の何ものでもない。
結婚によって、
子どもを授かる喜びは、味わえたとしても…。
二人の…二人だけの数々の思い出ができたとしても…。
「伴侶との死別」によって、その時から、時が完全に止まり、普通にあった「結婚」「夫婦」という…形がバラバラに崩れてしまい・・
突然…、
「独身」「未亡人」…「独り身…」に、なりたくもないのになってしまい・・・
自分の人生を後悔し、先に逝ってしまった主人を恨んだりもした。
「こんなに…こんなにも…早くに死んでしまうなら、あっちゃんと結婚しなければよかった…」と泣いた。
私の唯一の友は独身だ。(ブログにも時々出場する小学校教諭)
私の苦手で嫌いな主任も今年50歳で独身だ。
私の親友に限って言えば、これから先も結婚することはない…と断言している。だとしたら…彼女は、伴侶の「死別」の哀しみを…味わうことはない訳である。
人によって…
生き方によっては…
味わわなくてもすむ感情がある訳だ。
人生は選択なのだ!
ならば、これからは私が選んで進む道には、笑えることが多くあることを願って止まない。
