失ったものが大きくても…。
夢は、
春…ポカポカ天気の日に・・
コロナウィルスが収束!って訳にはいかないだろうが…
初めて、一人で大阪まで…
娘家族の住むマンションまで…
高速飛ばして行くことだ。
一人で…
車で大阪まで行くのは初めてで・・・
きっと…
あの楽しかった時のことを思い出し、見る風景に夫の姿を重ね合わせ…涙が溢れることも予測済み。
夫が生きていたら・・・
私の人生に…
「都会での暮らし」は、なかったはずだ。喜ぶべきか悲しむべきかは分からないけれど…。
都会での生活は、なかったはずだ。
私は、本当に
「夫の死」によって、いろんなことを経験させられた。経験しなければそれに越したことがないことも…。
突然の死の後…
借金発覚。
相続放棄。
夫名義のもの全て没収。
2人で建てた家を出る。
生涯の仕事だと思っていた仕事を辞め…。
義父母を残して…。
知らない地での一人暮らし。
全てマイナスなイメージで…
捨ててしまったもの、失ったもの…ばがりだけれど・・
きっと…
私一人が生きるには、それほど重要なものではなかったのだろう。
失ってしまったから…
今…こうして・・・与えられているものがある!
娘と…同じ母としての時間。
娘家族との憩いの時間。
孫との可愛い時間。
楽しい仕事仲間との出会い。
梶田さん!
無理のない気ままな・・・生活。
こうなるようになっていたんだ。
そう…思うしかない!
