祥月命日
死別とは…
二度と会えないということ
二度と声が聞けないということ
でも遺された私は生きている
日々生きていかなければならないということ
ふとした瞬間、
隙間から…
繰り返し忍び込んでくる「哀しみ」に押し潰されそうになるが…毎日毎日の生活の中で、大きく崩れることなく静かに埋没していることも少なくない。
そして…気づく・・
6年前のあの日から…
愛しすぎ…
亡くした人の名前は
今や・・・
口にすることさえもためらっている自分がいることに…。
今日は祥月命日…
これから先も続く…
大したことのない未来だけれど・・・
哀しくたって…
寂しくたって…
「私の人生」を楽しんでいるようにさえ見えるほど…自由に…
生きていくのだろう。
