絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

ひらけぇー!ゴマ!

 今日はやけに感傷的な気持ちになっているなぁ〜と感じる日がある。


 そんな日は・・

 通勤中の車の中で、かけっぱなしで流れている音楽が心の淋しい部分に染み渡る。


 車窓から娘とよく行ったデパートやお店を見れば、笑っている姿が見えてくる。


 空を見上げ…

 車のフロントガラスの横の隅にあの日からずっと…ずっと・・

 立て掛けてある二人で写った写真…


 目をやると…

 いつもより余計に幸せそうに見えて、

 その笑顔に・・

 涙がこぼれ落ちる。


 よくあることだ…。


 あれから随分過ぎたのに…よくある光景…

 全く…変わらないゃ…。


 行き交う人を眺める。

 誰も知る人はいない。

 ここへ来て3年半が過ぎたけれど、馴染みの店ができることもなく…もちろん「呼び出せば一緒に出かける友」ができた訳でもなく、

 

 私の行き先はいつも…職場だけ。


 

 娘がいた時は、「行く場所」があった。

 でも…

 もうすぐ一年…

 娘がいたから移り住んだ場所に…

 一人で生活して、もうすぐ一年。


 職場とアパートの往復。

 ちょこっとスーパーに寄って…

 その繰り返しだった。


 ここにいる本当の意味もないのに…


 だから、

 それも…そろそろ

 「コロナ」の声が消える?頃に止めにしようかなぁ。


 人生って…長すぎるよ…

 私には・・・。

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