それでも生きなければならないのなら…
人は…
何を思って生きてゆけるのだろう…。
子どもの成長を、泣いて笑って共に楽しみながら…
仕事の充実感や向上心を胸に、社会人として輝くよう努力し続けて…
愛する人との時間を一番に…
趣味に没頭しながら、人生を2倍も3倍も楽しむことも…
人との関わりに温かさと繋がりを求めていきいきと…
人それぞれに優先順位は様々。
大切に思うものも様々…。
家族構成や仕事の仕方も違う。
私は、
愛する人…
大切にしたい人の存在が…
人生の糧になっていた。
それだけでは勿論ないが…私の心の多くを占めていたことには違いない。
主人を亡くし…
私の…
私だけの残りの人生を考えなくてはならなくなっている今…
私の…
心の円グラフは変化を始めたかのように・・・見えた…。
だけど…
心のグラフは変わることがなかった。
変わらない以上…
私は…
私であり続けるしかない。
死別も孤独も・・受け入れて…。
歩いていくしか…ない。
ただ…
「歩きやすかった道」は…
もう…ない。
そう…
多分だけど…
安全で安心だったであろう道は、主人の死とともに消えた…
それでも…歩いていこう・・・
