絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

自己決定

成人のユニットでは、

 日勤の職員が帰った16時45分からは、一人の職員で2階9名の利用者さん達の支援をします。


 1階には、夜勤の職員と遅出21時までの職員(2名)がいます。


 2階には、女性の利用者さんもいます。排泄、入浴等の支援が必要な為同性の職員が主に入って支援をしています。


 児童ユニットは、常時2名から3名の職員がいます。

 

 この4月まで私は、児童ユニット専属の職員でした。

 子ども達との一日(特に休日)は、まさに体力勝負です。

 知恵の出し合いと駆け引きです!

 なかなか人を見る目がありますから、油断が出来ません。


 ついつい…お母さんのように手を貸したくなりますが、そこはぐっと我慢して見守ります。

 子ども達は、途中まで手を貸す職員か、全く貸さない職員かを見極めています。

「今日は厳しめでいってみようか!」なんて…ことは通用しません。 

 終始一貫です。


 これがなかなか…根性がいります。


 しかし子ども達の正直な笑顔は、喜びを与えてくれます。

 頑張ろうとする姿は、感動します。

 挫けないのですから…。



 高校2年生になると、次の移行先の現場実習が始まります。

 その為、学園でも先を見据えて、「一人で過ごす時間」を一日の日課の中に組み入れています。

 一人居室で勉強したり、

 一人居室で読書、音楽鑑賞、折紙…等々好きな事をする。

 一人でテレビ室でテレビを観る。

 

 「一人でいる」ってことが苦手なんです。

 何をしていいのか、自分のしたいことをすればいいのに…「自己主張」して「自己決定」することが…難しいのです。

 

 自分を知り…

 目指すべき自分の在り方を決め…

 目標達成の方法を考える…。

 「自己理解」が将来の自分の生き方(進路、仕事)に繋がるのですから…


 「自己決定」…

 

 子ども達も、

 大人である私も…なかなか難しいのです。

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