哀しみの第三波…
今はまだ…
このままでいいけれど・・・
いつか…
近い将来…
必ず・・やってくると思う。
第三波の猛烈な波…。
主人を突然失なった時…
私の命も人生も、そう…長くはないと思った。
そして、
いろいろな問題を片付けながら、平常な日々を取り戻していく中で、突然の様に「主人が死んだこと…」・・・
「他とは違ってしまった何か…」・・に頭の中が占領され、絶望の底に突き落とされた時…
私は、死んだように人知れず…生きようと決めた。
しかし…
人間って結構強いもので…
哀しくても・・・生きられた。
お腹も空いたし、
大笑いもできた。
一人でも生きられる。
しかし、
しかし…
雨が降り続く夜や、
暗いうちから目覚めた朝、
赤いテールランプが連なる車の列を見た時には、
心の底の底の…
「絶望の底」にある深い哀しみが押し寄せてきそうで…
その…気配を感じる。
「第三波」がやってきそうな…そんな感じ・・・。
