絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

おじさんにはなれたけど・・・

恋愛中の彼…

カッコ良かった!


結婚が決まって新婚ラブラブ中の彼…

優しかった!


子どもが生まれて新米パパから段々と貫禄をつけていく主人…

頼もしかったし素敵だった!


そして…これから、


嫁いだ娘を見守り…ながら…の・・

やっと、のんびり二人の人生が始まるはずだった…


それほど・・

楽しみにしていた訳ではないが・・

共に年を重ね過ごす未来には、若い時とは違う淡い希望も湧いてくるだろう。


65歳ぐらいまでは二人とも仕事に専念して…


その後は…

なんと言っても・・・

「無職」を楽しみたい!!


釣りにショッピング、旅行にカラオケ、お酒にお喋り…趣味の多かった主人だから一緒に楽しめたに違いない。20代30代の時はゴルフもやっていた。打ちっ放しぐらい連れて行ってくれただろう。


シワシワの手を繋ぎ…



互いのシワシワの顔を見ながら…


歳を取ったら…


どんな話しただろう…


どんな声で話すのだろう…

やっぱり粋がって、歳に合わない服を着ているのだろうか⁉︎


どんな顔になっただろう⁉︎

どんな顔して笑うのだろうか…⁉︎


私を何と呼ぶのだろう⁉︎


おぃ⁉︎・・・かなぁ。やっぱり。

まさか…ばぁば⁉︎


どんな目で見詰めてくれるのだろう⁉︎


会いたかったなぁ…


おじいちゃん…

おばあちゃんになりたかったなぁ。

×

非ログインユーザーとして返信する