絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

肝臓をあげる⁈

肝硬変は…
肝臓移植すると生き続けることができるのだろうか⁉︎


韓ドラを観ていると、
結構な比率で出てくる肝移植。
決まって、敵対する者からの移植を受ける。

(韓ドラあるある)


主人の入院中、
主治医からそんな話も出なかったし、私も考えたことがなかったが・・・


この頃、ふと思う。


お義父さん!
貴方の肝臓あげればよかったのに!


お義母さん!
貴方の肝臓でもよかったのに!


義弟よ!
貴方の若い肝臓あげられなかったのか!


 ・・・って…
                  どうしようもできないことを悔やんでしまう…。
 


 もちろん!
 肝移植で、主人が生き延びれるなら…適合検査を受けて私の肝臓をあげることもできた。


 しかし、
 しかしだ!
 まずは、親、兄弟からだろう。




 生きる方法は、
 0だったのだろうか…


 何年経っても考えてしまう。


 もしかしたら…
 主人は、そんな話を聞かされたことがあったのかもしれない。


 何も語らず…
 全てのことを隠したまま…
 逝ってしまった人だから…
 探せば…
         「生きる」道はあったのかもしれない。


 しかし…


 主人は…
 そう…は望まなかったのだ。


 
 自分の人生に…
 悔いはなかったのだ…


      そう…思うことで心を慰めよう。

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