絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

切り離された世界

コロナ禍は…

     私に優しかった!!


移動、行動、外出の自粛!

ソーシャルディスタンス!

そして、

マスク着用!


人と会ってはいけない…

  2メートルは離れましょう。


人と話してはいけない…

  大きな声で笑ってもいけない。


人に会う時は顔を半分隠して…



 絶望の底に落ちたあの日から…

 人生が変わった。

 私は…

 私の心だけが・・・

 誰もと違う次元空間に追いやられたような気がした。


 辺りを見回せば…

 

 主人がいない…ということは・・・

天と地がひっくり返るようなことなのに…


 何も変わっていなかった。


 誰もかれも…

 仕事も…

 何もかも…


 何もなかったかのように…

 


 私だけ…が、

 空虚な世界にいるようだった。


 笑い顔が…

 笑い声が…


 本当に空しかった・・・。


 あの日から…

 私は長い間・・・

 自粛生活をしているようだ。


 人に会いたくない。

 人と話をしたくない。

 顔を合わせず下を向き、早足で歩いて過ごした。

 それは、丁度よいことだった。

 

 心の全てを…

 哀しさを…


 隠すことが…


 自然にできた、この7年と半年…


    私には丁度よかった…。

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