大好きな過去
会えないことを
話せないことを
抱きしめられないことを…
「受け入れよう」…と、
これまで何度も試みたけれど
やっばり無理だった…。
それでも…あれから一年が過ぎようとしている。
「過去にしがみついているだけの私」そうすることが、あっちゃんの供養であり、そうしていることが本当の自分で居られると…極く自然なことだと思っているから、今でも私の心は、過去に置きっ放し。
「あの時の…生きてるあっちゃん」を毎日探し…見つめようとしている。
あっちゃんを探し見つけたとしても、いつも笑顔になれないことは分かっている。
涙が溢れ、
益々、
苦しくて、寂しくなることも知っている。
でも…つい…
去年の今頃は…あの頃は…って・・
あっちゃんは、1月9日から肝性脳症の症状が重くなり、すべての刺激に対して反応しなくなっていた。その状態は、1月14日まで続いた。
しかし、15日には、大好きな永ちゃんの曲を聞き、口ずさむまでになり次の日には、会話ができるまで回復していった。
まさか・・すぐそこに…「死」が近づいているなんて思いもしなかった・・・
去年の今頃・・
ほら、また…私が、
過去を探している。
「哀しんで」過ごしても…一年
「苦しんで」過ごしても…一年
「人を羨んで」過ごしても…一年
「泣いて」過ごしても…一年
「心閉ざして」過ごしても…一年
ならば…動かしてみようかなぁ。
私の…こ こ ろ…
1周忌の法要が終わった…
