もう…怖くない
気象庁は、今冬一番の寒波が流れ込む影響で冷え込み、山沿いでは大雪の恐れがあるとして「暴風と大雪及び低温に関する気象情報」を発表した。なんでも、約40年ぶりの大寒波が襲来し、西日本を中心に広範囲で雪が降ると予想している。
確かに…雲行きが怪しい。窓を叩く風が強くなっている。
不思議だ。
以前は、台風情報に怯え、バケツをひっくり返した様な雨に、雷鳴が轟こうものなら…胸はドキドキ・・「心配」で…不安で…
早く無事に通り過ぎてくれないものかと願ったものだ。
しかし…今は…
どんなに風が吹こうが、割れんばかりの雨が打ち付けようが、辺りが暗闇に包まれようが、全く怖くない。「心配」もしていない。
独りだから余計に心細いだろう…とか、独りだから不安だろう…などと気遣って貰わなくても…結構。
独りだから…怖くない。
もう…これ以上ない「恐怖」と「哀しさ」「不安」を知っているから…
これ以上のものはない・・
人は…
「愛する人がいるから、愛する人のことを想うからこそ…」
怖くなったり不安を感じたりする。
( 1年前の今日…あっちゃんは、白骨となった。)
だから…もう怖くない。
