青い空が見たい
今、すぐに逢いに逝きたい…
独り・・って、慣れてくるものだろうか。
涙も・・今の様に流さなくてもよくなるのだろうか。
「一人分」の量に慣れ、「一人の時間」の流れが出来、「静かすぎて哀しい…」なんて感情も薄れていくのだろうか。
空を・・・両手を広げて…見ることが出来るようになるのだろうか。
あっちゃんは、それはそれは吉本芸人にも負けないくらい面白い人だった。そして、温かい人だった。
私が不機嫌な顔をしていると、あれやこれや考えて・・・
服を買ってきたり、お菓子を買ってきたり、遊びに連れて行ってくれたり、おどけて見せたりして…
私を笑顔にしてくれた。
こんなにも…
こんなにも…早く死んでしまうなら、もっと我儘言えばよかったかな。
だけど、
もっと、優しくしてあげればよかった。
もっと、美味しい物を作ってあげればよかった。
もっと、お小遣い沢山あげればよかった。
もっと、お酒を一緒に楽しめばよかった。
もっと・・もっと・・・…
空を見ると…
青空の向こうにあっちゃんがいると思うから、眩しさと自然に溢れ出す涙で、目を細め…何故か・・
空を見ることが悲しかった。
もうすぐ13ヶ月。
「絶望」というこの場所からも、確かにあの青い空は見えている。
思い切り両手を広げて、
空を見上げてみたい。
笑顔は無理でも…
涙が・・あっちゃんに
見えないように…
(タイトルを変更しました。青い空が恋しくなったからです。少しずつ前に進めますように。これからもよろしくお願いします。)
