透明人間
心が…安らいだ気がする。
自宅を離れて一ヶ月…が過ぎた。
娘夫婦以外は知る人もいなくて…
誰に声をかけられる訳でもなく
例えノーメイクでも気にならず…
「元気になった?」
「この頃どうしているの?」
言葉を返すことも要らない。
私の事など…知る人は
一人もいない。
私はまるで
透明人間になったようだった。
楽だった…
今月末…自宅に戻る。これから、
どう生きたらいいか・・
どこで生きたらいいか・・
このまま
透明人間のまま…
どこかで…
生きていきたいと思う。

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。
心が…安らいだ気がする。
自宅を離れて一ヶ月…が過ぎた。
娘夫婦以外は知る人もいなくて…
誰に声をかけられる訳でもなく
例えノーメイクでも気にならず…
「元気になった?」
「この頃どうしているの?」
言葉を返すことも要らない。
私の事など…知る人は
一人もいない。
私はまるで
透明人間になったようだった。
楽だった…
今月末…自宅に戻る。これから、
どう生きたらいいか・・
どこで生きたらいいか・・
このまま
透明人間のまま…
どこかで…
生きていきたいと思う。