子守歌
小さななっちゃん(孫の愛称)を抱きながら子守歌を口ずさむ。
私は時として、天才作詞家・作曲家になるみたいで、私の歌う子守歌は涙を誘う。
勿論…眠りも誘う。
時々…泣き泣き歌っている。横を見てみると…娘も泣いている。
昔も…こうして…娘を両手に優しく抱き込み、私だけの 「子守歌」歌っていたなぁ…。
その隣には、あっちゃんがいて眠るまで、娘の顔を眺めていた。
私と一緒に子守歌に合わせて揺れながら…
① なっちゃんのお爺ちゃん
あっちゃんお爺ちゃん
なっちゃんのお爺ちゃん
あっちゃんお爺ちゃん
優しくて 面白くて
かっこよくって 男気があって
魚釣りが好きでー
大阪も大好きでー
でも、それ以上…に
お酒が大好きだったから
遠いい…お空に逝っちゃった…
② なっちゃんのお爺ちゃん
あっちゃんお爺ちゃん
なっちゃんのお爺ちゃん
あっちゃんお爺ちゃん
見ることも 抱くことさえも
一度もできずに 逝ったけど
空から見ているよー
ニコニコ笑顔で見ているよー
なっちゃーんのーことを
応援しながら…いつまでも
遠いい…お空の上から…
