亡き夫と交信!
もう20年近くになるだろうか。
以前にも話したことがあるが、私には高コレステロールとバセドウ病の持病があり薬を服用している。
その薬が残り少ない。
今住んでいる場所で、新しくかかりつけの病院を開拓してもいいのだが、また始めから…と思うと、面倒で…。しばらく義父母にも会ってないので、せっかくの休日だったけれど、2時間高速を走らせて、「あの家」(あっちゃんと暮らしていた家)に帰ることにした。
それにしても…夏が来てすぐ冬になったような日が続いていたかと思えば、今日は、車の中に差し込む光りは暖かくて、気持ちが良かった。
それなのに、心は全く弾まない。
弾む理由もないけれど。
帰ったところで会いたい人など…
一人もいないし。
あの家に帰っても…誰もいない。
フロントガラスの左側に2人で写った写真を飾っている。その横には、ずっと持っていたあっちゃんのお守りを置いている。
ある意味…
車の中はあっちゃんとの交信場所
時には、あっちゃんの名前を連呼。
声に出して泣く。
涙で視界がぼやけた目で、左フロントガラスを見ると、おどけているあっちゃんが微かに見える。
そんな時間が持てる唯一の場所。
たまには、
声に出して泣かなくっちゃ!
たまには、
好きな人の名前呼ばなくっちゃ!
我慢しなくてもいいよ…
たまには・・・。
だって…毎日毎日…一生懸命
我慢しているじゃない!
我慢して生きているじゃない!
(車の中で…そう思ったから力いっぱい泣きました。)
