おもしろくない七夕
今日は彦星と織姫は、きっと逢えませんね。
残念ですね!
だけど、一年待てば「逢える」のですから・・・。
それを「 たった一年」と考えるのか「一年も」と考えるのかは、その人その人によって違うけれど・・・
しかし、1年に一度「たった一度」でもいいじゃないですか。
琴座のベガの織女(しゅくじょ)星と、鷲(わし)座のアルタイルと呼ばれる牽牛(けんぎゅう)星。
二つの星が旧暦7月7日に天の川を はさんで最も光り輝いているように見えることから、中国でこの日を「一年に一度二人が出会える日」と考え、ロマンチックな一日として、語り継がれている。
私たち地上に生きる者は、短冊に願いを書き、それを川に流した。今日は、「川の日」とも言われているらしい。
娘が幼い頃、笹の葉に願い事を書いた短冊を家族で結んだ。
私は、毎年・・「今年こそは、ダイエット成功しますように。」だった。
あっちゃんは、「お母さんがお小遣いをいっぱいくれますように。」
と、よく書いていた。
娘は、欲しい物を書いていた。
「少しは、お勉強のことも書きなさい!」なんて、 七夕とは全く関係ないと思うんだけれど・・・その頃私は・・・娘に、無理矢理、
「テストで100点が取れますように。」
とか、
「発表が沢山できますように。」と、
書かせて安心していたような気がする。
今、思えばおかしくて、懐かしい。
まったく、ロマンチックじゃない!
あの短冊には、
本当は、何と書けばよかったのだろう。
・・・「例え、遠くに、遠くに離れていても、今年もみんな元気に笑って逢えますように・・。」って・・・・
・・・「病気をせず、みんなが健康で、毎日笑顔で過ごせますように・・。」と、
毎年書くべきだったなあー。
・・・って、今になって思う。
織姫は、いいなあ!
今年、大好きな彦星に逢えなくても、来年逢えるんだから。
「また、今度」逢えるんだから・・
何処にいるんだろう。
あっちゃん星・・・・
探して見よう・・・・・
あっちゃん星は、「私」という星が
見えているのかなあー?
