エネルギーは「ゼロ」
新しいことを始めるって…こんなにもエネルギーがいったんだ!
休みの度に微熱が出て…
頭も体も重くてだらしい。
しかし…窓の外を見上げれば・・
空は、青く澄み切っていて、何処からともなく…
聴こえてきそうな・・・
さくら♩ さく〜ら♬の
世間の声を
遠くに…聞いて過ごした。
休日は、ゴロゴロ!ゴロゴロ。身体が全く動かなかった。そう…していたら、いつのまにか葉桜になってしまってて…。
こんなにしんどかったかなぁ?
実は、4月から勤務地が変わった。
通勤時間が35分〜45分(時間帯によって)になった。今までの4倍〜5倍はきつい。
おまけに、学園が来年度から完全統合の為、私が支援する利用者さんも学齢児だけではなくなった。
学園には、成人された利用者さんが全体の40%を占め次の移行先も見つからず、ずっと育った学園の中で今でも生活している状況である。
そこへ4月1日から勤務になった。
言葉を発しない利用者さんも多いこと…
生活全般に生活介護が必要な利用者さんが多いこと…
初めての事が多くて…
1日の仕事が終わると、誰とも話ができないほど、体も心も…疲れた。
目を開くのも、息をする事さえもめんどくさいほど…本当に…疲れた。
新しいことに挑戦するって…
もっとワクワクしていたのに・・・
新しいことが始まる…って、もっと嬉しかったのに…。
もう…そんな力がなくなっていた。
約2年前、
新しい生活の場をここに決め、2人で暮らした家から出てきた時は、何でもできそうで…。何でも挑戦したくて…そんな気持ちだったけれど。
今はもう…何かを始めるエネルギーは、いつのまにか…底をついてしまっていた。
0になっていた。
疲れた…
