私は…死ぬまで女優
私には今3つの世界がある。
どの世界の中の私も本当の私である。
だけど…どの世界の中の私も…本当の私ではない気もする。
人生は自作自演の劇場だ…。
主人も…
あの時…
役者人生最期の力を振り絞って自分で思う「自分の人生の終わり」の時をここぞと決め、
自分にとっても家族にとっても・・
亡き母がよく口にしていた
「ちょうどいい」時に幕を下ろしたのだろう。
きっと…そうに違いない!
きっと!そうだ!
そうであって…ほしい…!
3つの世界・・そのうちの一つは、
娘家族と一緒にいる世界だ!
この主人公は、やっぱり孫…!
いえいえ…
「娘」だ!
私は、娘がいつも笑っていられるように助演女優として奮闘しているだけ…だ。
もう一つは、職場。
その主人公は、利用者さん。
ここでも脇役だ。
ここでの演技が、3つの世界の中で1番奮い立つ世界かもしれない…。
そして…私・・
独りでいる私だけの世界…。
終演の日が来るその日まで…
素敵な共演者をこれからも作っていきたいと思う。そして、より素敵な(劇場)舞台で演じたいと思う。
主役は私・・・で…。
終演まで…。
