長い・・長いトンネル…
薄い霧の中をさまよっているような毎日・・
進んでも…進んでも…
はっきりと目に見えるものはなく…
納得して確信して
進んでいる訳ではないから…
どこを…どう進めばよいのか…
進んでいるこの道は正しいのか…
分からず…
それでも…
涙をこらえふらつきながら歩いてきた…。
そのうち・・
季節は秋になっていた。
いつの間にか太陽の光も優しくなり、今年もまた例年に増して短い秋を過ごしていた。
あれから…
何度この季節を迎えたことだろう…か。
大好きな季節だった。
しかし陽気や季節が何度変わっても…
私の…
その流れる「時」だけは・・・
何故か…
皆んなと違うようで…
進んでいるのか…止まっているのか…
止まっているのか…進んでいるのか…
分からず・・・
そんな毎日を今も…過ごしている。