哀しい時間は長く、楽しい時間は短い
今私は、30分以上早く着いた職場指定の駐車場で時間が過ぎるのを音楽を聴きながら待っている。
朝の6時半だ。
今年になって4日目…
まだ4日…だけど・・・
これからが益々加速されて過ぎていくことを私は知っている。
あっという間に…春が来ることを知っている。
ずっとずっと前に聞いた話だが、
10代は歩くように…
20代は走るように…
30代は自転車で進むように…
40代は自動車で…
50代は特急列車って言ったかなぁ。
60代は新幹線…
そして70,80代は飛行機…のように
時が過ぎていく…らしい。
確かにそうだ。
今年…
今月17日に七回忌の法要…。
もう…6年もの間、一度も主人に会っていない。6年間も・・・
小学校へ入学した児童が6年生になり、卒業するまで会っていないことになる。そんなに長い間なのに…私にとってこの6年は…
あっという間だった。
でもその一方で…
会えない時間は長過ぎた様にも感じる。
この6年。
あの日のことを、昨日のことの様に感じ覚えている私は、まだ…変わらず生きている。環境は随分変わったが。私にはまだまだ…6年間では整理仕切れていないものが沢山ある。
家の片付けもそうだ。
主人の物も沢山ある。
私の心も…そうだ。
しかしまた…この1年も…10年も…そんなに変わらないまま…過ぎてしまうのだろうか…。
ただ!
この6年間生きてみて…言えることは、
いくら…さっと時が流れようとも、
「時間は薬ではない」ことは、はっきりと言える。
