絶望の底から青い空を見て・・・

2014年12月31日
私の目を見て医師は、言った。
「24時間の命です。」
2015年1月20日最愛の夫は、死んでしまった。
死・借金・裏切り・崩壊・人間不信…
今、独り…目に見えない何かと闘いながら生きていく…。
逢いに逝けるその日まで…。

そばにいればあったかい!

 大阪に行った翌日…

 朝から雪が降っていた。


 マンションからの眺めは素晴らしい。

 積もるほどではないが横殴りの雪が降っていた。道を歩く人々はほとんどいない。登校中の小学生が体を縮めて歩いているようだった。


 なっちゃんは幼稚園を休むことにした。理由は、ばぁばが居るからだけど…今日は寒いし、朝8時10分の幼稚園バスに乗せるには可哀想な気がした。最近では、そうはない冬らしい冬の朝だった。それを体験するのも良いことではあるが、それよりもこの寒さの中に連れ出す方が可哀想だった。

 まあ…今日は特別。

 こんなズル休みの日があってもいいだろう。


 なっちゃんは喜んだ。


 娘も、今日はお弁当を持たせる日だったので喜んだ。


 ゆりちゃんもねぇねと遊べるので喜んだ。


 婿殿は、雪が降る中仕事に行った。


 凍りそうな街…で

 暖かく賑やかな一角があることを思い出した。私も皆んなの顔を見ながらのんびり過ごせるので嬉しかった。


 娘家族の近くに越して来たら、こんな日常が過ごせるのだ。


 それもいいなぁ〜と思った。


 あったかい部屋の中で、冷たい街を眺めながら大好きなコーヒー飲んだ。

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