夫が生きていたら…　

　「絶対に幸せだ！」と言えるだろうか。　

　そうとは限らない！

（そう思いたい！　　諦める為にも…）

　夫が生きていたら…

　娘の住む街へ来られなかった。

　孫との時間も限られていた。

　

　面倒くさい地元の行事に、近くにいる親戚の叔母さま達とも顔を合わせなくても済むし…

　世間体を気にし過ぎるぐらい・・気にする義父母に、気を遣わなくてもいいし…

　毎日ご飯を作らなくてもいい。

　掃除もしたい時にすればいい。

　

　眠たいだけ寝て…

　飲みたい時に呑んで…

　朝まで韓ドラ見て…

　

　何よりも・・・

　何よりも…

　夫に対する

　「心配」がなくなった！

　お酒を飲んでいないか！

　倒れていないか！

　車の運転大丈夫か！

　

　死んだりなんか…していないか！

　心配しなくてすむ。

　

　心配のタネが無くなった訳だ。

　「死」と引き替えたことにはなるが…。

　夫は今幸せだろう…。

　口うるさい私はいない！

　おーい。

　毎日毎日！

　　　　好きなだけお酒呑んでいいぞぅ！！

　　　

　もう…

　　　　あなたの心配は全くしてないから！

　あなたが苦しんでない…ということ、

　体もしんどくない…ということ知ってるから・・・

　

　　　　　　　　私は幸せだぞぅー！！