テレパシー! キャッチミス・・・
愛し合っている者だけが感じ取れるテレパシー・・・
必ず「ある」と書いた。(以前自分のブログに…)
母が亡くなった年…
夫の胸で泣いた。
頼もしい大きな優しい胸だった。
それから7年後…
父が他界した。
夫の胸では泣けなかった。
頼もしく大きく優しい胸は…そこにはなかった。
目には見えない…。
何だったのだろう⁉︎・・・か。
夫には、いつの日からか・・・
触れてはいけないこと…が生じてきたみたいだった。
そして、その頃から…
夫の姿に…
たまに…
「死」の影を、感じるようになっていった…。
心の中に漂う…不穏な波・・・
大きくなったり小さくなったり…
怖かった!
でも、
口にすることはできなかった。
口にすると本当に「死んで」しまいそうだったから…
絶対に!
言わなかった・・・。
聞かなかった…。
父の死から7年後…
夫が死んだ…。
感じていた…ような気がする。
夫に終わりが迫っていたこと。
でも信じたくなかったから…
愛する人は「死ぬはずがない」と意味もなく信じていたから…。
「そんなことはあるはずがない!」と言い聞かせ、空の上の両親に「二人の力でどうにかして欲しい」と両手を合わせ懇願した。
テレパシーは・・・
察したら行動に移さなければ意味がない!
肝硬変という病は、5年毎に急激に悪化することを…後から知った。
夫が息を引き取り病院を離れる時、主治医が私に言った。
「奥さん!旦那さんを甘やかしすぎましたね。」って…
これって・・・最低の言葉だ。
テレパシーは、最初が肝心で見定めることが必要なんだ!
