もしかして?バラ色の人生・・
何度…倒れただろう…
何度救急車に乗っただろう…
何度…入退院を繰り返しただろう…
私は、何かを感じ取りながら…
家からの着信音にびくついていた。
愛する人達の病気や苦しみは、自分のことより心に体に堪える。
早すぎる!
早すぎたけれど…
時々…こう…思う・・・。
母を…
父を…
姉妹三人…
孫達全員で見送った…
そして私は最愛の人を見送った…
まだまだこれから・・だった。
だけど…
私が健康で元気な時に…
心臓が切り裂かれるような思いはしたけれど…
悔しくて…悔しくて…
哀しくて世の中を、神様を恨んだけれど…
何故か…人をも・・憎らしく恨んでしまったけれど…
でも、
もう…、
私は…
これから…先、
私は…
こんな哀しみに向き合うことはない!
人より少し…早過ぎただけだ!
「死別」の苦しみを知ってしまった。
いや!随分早すぎた・・・
だけど…
もう…
これ以上の哀しみを苦しみを味わうことは…ない!
と、いうことは…
と…言うことは・・・
これから…は、バラ色の人生じゃないか!!
・・・そう…思ってみる…。
